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物覚えが悪い人と決めつける前に、指導者が持つべきマインド

私が人事部の課長という立場で部下育成をしていた時の話です。

私の部下は社会人3年目くらいの若手社員でした。その若手社員に私は様々な教育を実施しました。その若手社員に対しての教育指導の経験が私の自信にも繋がったのですが、その子は物覚えが悪く、何度言っても有り得ないような失敗をします。

その子に教えることの全てが大変で、しストレスでした。結果的に半年の時間を使ってその子に教育をすることになったのですが、

毎日、毎日、毎日、向き合いました。ストレスでした。半年もの間、大変でしたが、その子は見違えるように変わりました。周りからも信頼されるようになりました。人って変わることができるのだと確信した出来事でした。

指導しているときは、その子に変化が起きるまでゴールも全く見えませんでした。私が指導をしていた4ヶ月や5ヶ月間の間、この子には無理かもしれないと思うことあり、何度も諦めそうになりました。

どうしたら理解してくれるのだろう。どうんな指導の仕方がいいのだろう。 と何度も何度も考えました。色んな手法を使って指導しましたし、何度も本人と面談しながらポイントを探って行きました。

そんなことをずっと繰り返し行っていたころ、5ヶ月が過ぎてきた頃、ある日、いつもと違った雰囲気が出ていることに気が付きました。それを感じて数日が経ったとき、周りにいるスタッフから「○○君」雰囲気変わりましたよね。と言われました。

私が感じたことは間違いではなかったと思いました。それからというもの、私が指示を出さなくても自ら「考えて」「行動」するようになりました。4ヶ月、5ヶ月の間、口を酸っぱくして何度も何度も同じようなことを言い続けてきました。何度言っても同じような失敗はするし、改善しそうな気配すらしませんでした。

しかしある日突然、変化を感じたと思いきや、その日をきっかけに急激に伸びていったという経験から、指導者にとって一番大切なのはマインドだと確信しました。

 

 

 

どんな人間でも半年あれば変化することは可能だと確信できた

私が指導してきた子は、本当に厄介な子でした。正直難しいかもしれないと諦めそうにもなりました。それでも何度も何度も指導すること、向き合うことから逃げずにやってきました。このことを通じて大切だと感じたことは、「どんな人間でも指導をし続ければ、必ず変われると信じ続ける」ということ。

教育者は相手のことを信じることが大切だと思います。私も何度も無理かもしれないと思いました。その都度、絶対に大丈夫、この子はやってくれるはずだと言い続けてきました。相手を信じ、そして自分も信じることこそ教育者に1番必要な力ではないでしょうか。

 

 

テクニックやノウハウに頼った指導をしても効果は出ない

指導者としてのノウハウ、テクニックはこの世にありふれています。1日研修などでも実施されている企業も多いのではないでしょうか。しかしノウハウやテクニックに頼った指導をしても、効果を出すことは難しいと私は思います。指導をするということは、中途半端な気持ちでは出来ません。

中には「1」伝えると「10」くらいやる人間がいます。そんな子ばかりではありません。「1」言っても「1」すら出来ない子もいるし、マイナスの結果を出してくる子だっています。指導者になったらどんな子でも教育しなければなりません。

 

 

この子は絶対に変われる。自分はそこから絶対に逃げないという覚悟

自分が諦めなければ、この子は必ず成長してくれると信じる。この気持ちが土台になければ、何をやっても無意味です。小手先のノウハウやテクニックで人を変えることは不可能に近いです。テクニックに頼った指導では、2~3ヶ月くらい指導して相手に変化が出ないと、その子のせいにします。

自分の指導力不足は棚に上げて、指導しても変われない「その子」のせいにします。何度同じようなことを言いますが、人は変化が難しいですが、必ず変化できます。指導者は相手のことを信じて、ずっと指導し続ける覚悟が必要です。

途中で投げ出さず、ずっとやり続けた先に、急激に変化するものです。それを信じて上げることだと思います。

 

 

小手先の指導ではなく、下手くそでも相手に向き合うことで伝わる

指導の先に必要なものは、自ら考え、自ら行動できるようになることです。どうしたら自ら考えるようになるのでしょうか。どうしたら自ら行動するようになるのでしょうか。

答えはシンプルで「やろうとする気持ち」だけです。やってみようという気持ちがなければ人は考えないし行動しません。会社のために、チームのために、上司のために「何ができるだろう」という気持ちを作り出さなければ自ら考え、行動することはないでしょう。小手先の指導では何も伝わりません。

その子の将来のために、真剣に向き合って逃げずに指導をし続ければ、必ずその気持ちは伝わります。下手くそでも、その子のために指導すれば、その子はいつか教育してくれた人の為に、会社のために動く人間になります。どんな業界でも、どんな組織でも一番大切なものは「やろうとする」マインドです。

マインドは伝わるものです。指導する人間がマインドを強く持ち、諦めなければ必ず伝わります。

 

 

人を育てるには、指導者が逃げないことが大前提

私の経験では、どんな人間も変化できるということです。その為には、覚悟が必要です。人を教えるには根気がいります。何度言ってもわかってくれない相手に対して、怒りの感情も芽生えてくることもあります。投げ出したい気持ちにもなります。

それでも相手の未来と、自分の指導を信じて逃げないことで、必ず相手は変化します。逃げない気持ちが大前提になった上に、ノウハウ、テクニックが乗っかってきます。まずは土台をしっかりすることからスタートです。

私ができる支援は、教育者のマインドの強化と、何を大切に教育をし続ければいいのかを徹底的にお伝えすることです。どんな人間にも可能性があると信じ、私も頑張っていこうと思っています。相談だけでも構いません。気軽にご相談ください。

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